ヘッドフォンから聞こえてくる音がどの程度聞こえているかを測定する「気導検査」と、骨から直接、内耳へ振動を伝えて聞こえる「骨導検査」を行います。
この検査により、鼓膜や中耳に異常があり音の伝導障害が起きているのか(伝音難聴)、もしくは聞こえの神経や内耳に異常が生じているのか(感音難聴)を診断します。
125Hz(低い音)から8000Hz(高い音)まで7段階に分けて細かく検査していきます。
この検査により、鼓膜や中耳に異常があり音の伝導障害が起きているのか(伝音難聴)、もしくは聞こえの神経や内耳に異常が生じているのか(感音難聴)を診断します。
125Hz(低い音)から8000Hz(高い音)まで7段階に分けて細かく検査していきます。
音の伝わり方の違い
◆ 「聞こえ」の簡単チェック
当てはまる項目をチェックしてみましょう。
チェックが1つでもあれば、補聴器が有効かもしれません。
まずは、耳鼻咽喉科へのご相談をおすすめします。
チェックが1つでもあれば、補聴器が有効かもしれません。
まずは、耳鼻咽喉科へのご相談をおすすめします。
◆ 音が聞こえるしくみ
人の耳は、外側から外耳、中耳、内耳の3つに分けられます。
外耳は主に音を集めて鼓膜に伝える働きをし、中耳は鼓膜の振動を内耳に効率よく伝える働きをしています。
そして、内耳はその振動を電気的な信号に変えて脳に伝える働きをしています。
外耳は主に音を集めて鼓膜に伝える働きをし、中耳は鼓膜の振動を内耳に効率よく伝える働きをしています。
そして、内耳はその振動を電気的な信号に変えて脳に伝える働きをしています。
◆ 難聴の種類
・伝音難聴
中耳炎等で鼓膜に穴があいたり、耳小骨の動きが悪くなるなど外耳および中耳の部分に生じた障害のために起こる難聴です。
・感音難聴
内耳、蝸牛神経、脳に生じた障害のために起こる難聴です。加齢による難聴も感音難聴の一種です。
・混合性難聴
伝音難聴と感音難聴の両方の障害をもつ難聴です。
中耳炎等で鼓膜に穴があいたり、耳小骨の動きが悪くなるなど外耳および中耳の部分に生じた障害のために起こる難聴です。
・感音難聴
内耳、蝸牛神経、脳に生じた障害のために起こる難聴です。加齢による難聴も感音難聴の一種です。
・混合性難聴
伝音難聴と感音難聴の両方の障害をもつ難聴です。
聴力検査の様子
当院では大学病院レベルの防音室で検査を行っています。周囲の雑音が遮られ集中して検査を受けることが可能で、正しい結果が得られます。
当院では、4才くらいから聴力検査を行っています。
所要時間は10分程度です。
当院では、4才くらいから聴力検査を行っています。
所要時間は10分程度です。
聴力検査結果の見方
◆ 正常ライン
おおよそ20~30dBの範囲におさまっていれば正常です。
正常内でも左右差や気道骨導の聴力に差がある場合は治療が必要な場合もあります。
聞こえの悪さを自覚していなくても、検査すると難聴が見つかる事も多くあります。聴力検査はもっとも基本的で重要な検査です。
正常内でも左右差や気道骨導の聴力に差がある場合は治療が必要な場合もあります。
聞こえの悪さを自覚していなくても、検査すると難聴が見つかる事も多くあります。聴力検査はもっとも基本的で重要な検査です。
◆ 聴力の経時的変化
健康な人でも年齢と共に徐々に聴力は低下していきます。
加齢による難聴は
・左右差なく高音から低下していく
・音としては聞こえるが言葉が分かりにくい
・早口や騒がしい所では聞き取りにくい
といった特徴があります。
話す人の気配りも大事ですが、日常生活で不便を感じるようなら補聴器で聞こえを補う方法もあります。
当院では認定補聴器技能者の資格を持った担当者による補聴器外来を行っており、補聴器の貸し出しも行っております。
院長は補聴器相談医でもあり、安心して相談できます。
加齢による難聴は
・左右差なく高音から低下していく
・音としては聞こえるが言葉が分かりにくい
・早口や騒がしい所では聞き取りにくい
といった特徴があります。
話す人の気配りも大事ですが、日常生活で不便を感じるようなら補聴器で聞こえを補う方法もあります。
当院では認定補聴器技能者の資格を持った担当者による補聴器外来を行っており、補聴器の貸し出しも行っております。
院長は補聴器相談医でもあり、安心して相談できます。
他にも、言葉の聞き取りの検査、耳鳴検査など、専門的な検査も行っています。
当院の聴覚検査は聴覚学会の研修を受講した検査技師と看護師が行っています。
当院の聴覚検査は聴覚学会の研修を受講した検査技師と看護師が行っています。